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1. ITの定義とは何か

1. ITの定義とは何か

IT営業をしていると、
クラウド、AI、DX、セキュリティ、SaaS…
毎日のようにIT用語が飛び交います。

でも、ふと立ち止まって考えると、
こんな問いに即答できるでしょうか。

「そもそも、ITって何ですか?」

ここが曖昧なままでも仕事は回ります。
ただ、その曖昧さは少しずつ営業を苦しくします。

  • 話が抽象的になる
  • 技術の話になると腰が引ける
  • 相手の言葉をそのまま返すだけになる

この状態から抜けるために、まず必要なのが 「ITの定義を自分の言葉で持つこと」です。

目次

ITは「すごい技術」ではない

最初に一番大事な前提から。

ITは、何かを良くしてくれる魔法ではありません。

IT(Information Technology)を日本語にすると、「情報技術」。

つまりITとは、

  • 情報を
  • 集めて
  • 処理して
  • 保存して
  • 使える形で渡す

ための 技術の総称 です。

それ以上でも、それ以下でもありません。

ITは目的ではなく「手段」

ここで、ITの立ち位置をはっきりさせます。

ITは、

  • 売上を上げるわけでも
  • 人を採用するわけでも
  • 顧客満足を直接生むわけでもない

ITがやっているのは、人が判断し、行動するための「情報の土台」を整えることです。

だからITは、主役ではなく 裏方

この前提を忘れると、

  • ITを入れれば何かが変わるはず
  • 新しいツールを入れれば業務が良くなる
  • AIを使えば人はいらなくなる

といった、ズレた期待が生まれます。

ITは「情報の流れ」で見ると一気に分かりやすくなる

ITを理解する一番ラクな方法は、情報の流れとして見ることです。

どんなITも、突き詰めるとこの流れに収まります。

  1. 情報を入力する
  2. 情報を処理する
  3. 情報を保存する
  4. 情報を取り出して活用する

サーバーも、クラウドも、AIも、この流れのどこかを担当しているだけ

営業として重要なのは、

「このITは、情報のどこを支えているのか?」

を見抜くことです。

情報の流れとしてのIT

IT営業の会話ではどう使われるか

現場でよく聞く言葉があります。

「ITを導入して、業務を効率化したい」

この言葉をそのまま受け取ると、「じゃあツールを提案しよう」となりがちです。

でも一段深く見ると、
お客様が困っているのはITではありません。

  • 情報が集まらない
  • 情報がバラバラ
  • 情報が遅い
  • 情報が正しく使われていない

つまり、情報の流れが詰まっている

IT営業の役割は、ITを売ることではなく、情報の流れを一緒に整理することにあります。

この知識の立ち位置

ITの定義は、正直かなり地味です。
派手さも、即効性もありません。

でも、

  • サーバー
  • クラウド
  • AWS
  • セキュリティ
  • AI

これらを理解するための 入口 は、すべてこの「ITとは何か」に集約されます。

ITを、「よく分からないけど必要なもの」から「情報の流れを支える技術」として言語化できた瞬間、営業としての視界は一気にクリアになります。

次の記事では、この定義を土台にして「ITとシステムの違い」を整理していきます。

ここまで理解できていれば、IT営業としてのスタートラインには、もう立てています。

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